子ども会/育成会

子ども会とは

子ども会とは、小地域で組織された団体であり、保護者や育成者のもと、仲間と活動を共有することによって、より望ましい成長を意図したコミュニティ活動です。
地域を基盤とし、子供の健全育成を目的として男女異年齢の「こども」仲間集団のもつ形成力と、活動(経験)を通しての成長を統合し、よりたくましい子ども集団を実現しようとする活動です。

子ども会のねらい

地 域の子ども「年齢性別を超えた」遊び仲間、遊びを通じて年齢関係なく関わる事により心身の成長発達に大切な活動を促進助長するのが子ども会です。また、育 成者と関わる事により、遊びを通じて社会の一員として必要な「知識」「技能」「態度」を学んでいきます。それと、たくさんの人と関わる事により地域での見 守りや育成者による声掛けなど、子供たちの安心安全につなげて行く事にもあると思います。子供にとって「安心」「安全」を作っていきましょう。子どもたち を豊かな社会の担い手にふさわしい人間として育てるために、子ども会活動をひろく進めましょう。

子ども会

子ども会は、就学前3年の幼児から中学3年生年齢相当までを構成員とし、地域を基盤とした異年齢の集団です。
その活動を支える指導者と側面から援助する育成者が必要であり、この子どもの集団と指導者、育成者を含めた総称として用います。

子ども会のはじまり

子ども会の源流は、その呼び方にとらわれることなく遡れば、徳川時代における会津藩士の師弟の「遊びの什」や薩摩の郷中教育、または庶民を対象とした寺子屋にまで至ることができる。しかし、今日の子ども会の多くは、昭和20年の終戦を境にした価値観の変動、物質的窮乏の中で生まれたといってよいだろう。
昭和21年10月7日文部省は各地方長官あてに「青少年不良化防止対策要網」を通達し、『終戦後思想の混迷、経済活動の逼迫に伴い、最近青少年の犯罪が急増し、しかも悪性の度を加えつつあることは極めて憂慮すべき問題』であるとし、「地域において実施すべき施設(事業の意)」を示した。
さらに、同年10月19日引き続き社会教育局長から出された「児童愛護班結成活動に関する通知」が子ども会結成の大きな役割を果たしたといえよう。
また、昭和22年3月には、「父母と教師の会-PTA」をつくろうと呼びかけ、学校外での各種事業を通して個性を伸ばすことを勧奨した。
一方、昭和22年12月には、児童福祉法が公布され、地域における児童福祉施設の設置が促進されることになり、さらに、23年11月には厚生省児童局は「児童指導班結成及び運営要網」を作成し、各都道府県にその結成促進方を指示した。
子ども会育成の上で重要な役割を担うもう一つの流れは、昭和26年全国社会福祉協議会が結成され、厚生省と共催した「子どもレクリエーション・キャンプ指導者講習会」に始まる。この講習会は27年から「グループワーク講習会」となりさらに30 年「児童集団指導者講習会」として36年まで継続された。
また、文部省では、子ども会等少年団体育成活動の振興を図るため、昭和38年「少年生活指導研究会」を開催。昭和40年より「子ども会等少年団体指導者育成委員事業」、昭和43年「子ども会等少年団体育成研究協議会」として45年まで続けられた。

単位子ども会

単位子ども会は、子ども会活動を進める上で必要な目的、事業、役割、財政などすべての機能をもっている独立した組織です。
単位子ども会は、一人ひとりの子どもが仲間と力を合わせて活動するもっとも身近な集団であり、その活動を通して得られる成功体験や失敗体験が、子どもたちの成長に大きな影響を及ぼすきわめて重要な集団です。
単位子ども会は、子ども集団と指導者、育成会をもって構成されますが、子ども集団の規模は、40〜50人が適切であり、その中に10人前後の班を設けて小集団活動を進めることが最も大切です。

子ども会活動

子ども会は、その目的を達成するために種々の活動を展開します。
会の運営のために会議活動や係活動が必要です。役割を分担しながら行事活動を共有したり、10人前後からなる班で日常生活を展開するなど、子どもが中心となって活動を進め、仲間とともに成長することを期待しています。会の運営も会則に基づいて子どもが中心となって進めます。
子どもの成長のためには、それにふさわしい活動が必要です。子ども会活動は、その活動の性格に注目して、社会的活動、スポーツ・レクリエーション活動、文化的活動、科学的活動、奉仕的活動などに分類されます。
子ども会活動としては、子どもの要求や教育の必要上から、これらの活動を組み合わせて、会の目的にそった活動を行事活動や日常活動として展開し、一人ひとりの人間的成長を図ります。

育成者

育成者は、子どもをもつ親(父母)はもちろんのこと、地域に住むすべてのおとなの人々をいいます。
子どもたちの人間形成は、総合性をもって行われるものであり、家庭・学校・社会の三者がそれぞれの教育機能を十分発揮し、同時に緊密に連携しなければなり ません。地域の教育力を高めるためには、地域のおとな一人ひとりが育成者であることを自覚し、子ども会育成のために精神的、物質的援助を協力して行なうこ とが大切です。

育成会の役割

育成会の役割には、子ども会活動の円滑な運営を図るための側面的援助と、子どもたちのよりよい理解者としての資質をみがくための育成会員そのものの活動があります。
1 … 活動の場の確保や整備
2 … 道具・教具などの整備
3 … ジュニア・リーダーをはじめ各種指導者の発掘、養成、定着
4 … 物心両面にわたる側面的援助と諸条件の整備
5 … 関係団体との友好関係
6 … 学校や関係機関との連携
7 … 広報活動
8 … 育成会員相互の協力と連携
9 … 育成会員の研修